対話によってトンネル案を実現しよう
"関さんの森"は、特定の個人や町の財産として在るのではなく、公的な社会資源と言えるものではないでしょうか。森は、豊穣、成長、発展、未来を現す暗喩としての意味合いを持ち、多様な価値や意味をもたらす小宇宙として存在します。人と自然がかかわり合って産み出される発展的事象や、自然の中で人と人が交流して成長できる場というものを、私たちは大切にしなければなりません。
一方、利便性の高い道路建設は、住民の暮らしを豊かにする上で意味のあるもの。両者を何とかして共存させたい! このことも、多くの人々の願いだと思います。
"関さんの森"を分断せず、利便性も追求できる一石二鳥の方法とは? それは、"トンネル案"しかありません。両者で、トンネル案の実現に向けた理念の明確化と共有化を図り、資金確保のための具体的な戦略を練ること。解決への糸口は、対話をもって図るしかないと思います。
地球環境の危機が叫ばれて久しい昨今、次世代に、"関さんの森"という宝を残せるように、我々は英知をもってこの問題を解決したいものです。
安川緑(金沢大学)
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